光壽無量
謹んで新春のお慶びを申しあげます。とともに、COVID19感染症の禍中、お見舞い申しあげます。
三密を慎み、出てくる三毒をみつめて参りたいと思いますが、他の方を傷つけないように心がけたいと思います。
〝元の生活に戻りたい〟と思うと、これまでの生活は正しかったのかと問われます。〝対人〟から〝対物〟の生活へと仰る。人間中心の営みから自然の中の一人としての営みに戻るチャンスだと提言されるのでありましょう。
とは言え、これまでの生活に浸りきった私でしかありません。〝対人〟も〝対物〟も欠かせませんが、
その全てを包んでくださっている阿弥陀さまを意識する〝対仏〟という営みから、あらためて初められたらと思います。(※相対的な意味での「阿弥陀さま(仏さま)と私」からでも良いのかなあ)
稱讃寺住職 北村信也