稱讃寺

鹿児島・稱讃寺(鹿児島教区 南隅組 金剛山 稱讃寺)

沿革

稱讃寺は本土最南端の本派寺院であります。鹿児島では、300年以上続いた念仏禁制の後、廃仏毀釈の運動が起こり、各宗派の寺院が追い出されました。「信教の自由」が認められて、すぐに鹿児島に布教の拠点(別院)を設けたのが、浄土真宗本願寺派でありました。
明治13年2月伊座敷説教所を設立されました。鹿児島市内からは遠隔地でありましたが、比較的早い時期の設立であります。当寺のこの地の陸の交通は、非常に困難な状況でありましたが、海上では交通が頻繁で、特に南薩や遠く天草牛深と深い交流があり、ご法義の流れも恵まれていたことが、縁覚の当地としては早い時期の説教所設置でありました。
説教所設置後、数十年は、鹿児島別院より詰員が年間数回派遣され、明治31年3月稱讃寺の寺号公称され、大正2年8月、現在の本堂が建立されました。

  • 明治31年3月 開基住職 北村龍徹
  • 大正13年4月 第2世住職 北村源宣
  • 昭和34年6月 第3世住職 北村龍也
  • 平成22年5月30日 第4世住職 北村龍史
大正2年8月 本堂建立
大正13年4月 第2世住職北村源宣継職
昭和34年6月 第3世住職北村龍也継職
平成22年5月30日 第4世住職北村龍史継職

住職紹介

<住職>北村 龍史

生年月日 1951年10月26日生
鹿児島稱讃寺第3代北村龍也住職・歌子坊守の長男として誕生。慶応大学から龍谷大学博士課程を経て、本願寺鹿児島別院に勤務。その後、自坊に帰り、現在、稱讃寺住職、はまゆう保育園園長を兼務。

<寺族代表>北村恵利(坊守)
<寺族>北村歌子(住職の母)、北村青史(住職の長男)、北村美音(住職の長女)

概要

住所 〒893-2601
鹿児島県肝属郡南大隅町佐多伊座敷4018
電話番号 0944-26-0140
FAX 0994-26-1500
アクセス 鹿児島空港→(空港バス)→鹿屋市→(バス)→佐多伊座敷
鹿児島中央駅→(バス)→鴨池港→(垂水フェリー)→垂水港→(バス)→佐多伊座敷
垂水港から
●鹿児島交通バス 垂水港→佐多伊座敷(所要時間:約1時間40分)
鹿屋市から
●鹿児島交通バス 鹿屋市→根占(20分待)→佐多伊座敷(所要時間:約1時間40分)

※2018年NHKで放映された「西郷どん」のオープニングで流れた「雄川の滝」が近く(30分)にあります。

法要

5月 親鸞聖人降誕会
8月 盂蘭盆会(2日間)
9月 秋季彼岸会(3日間)
10月 門徒総永代経(2日間)・稱讃寺グランドゴルフ大会
11月 親鸞聖人報恩講(2日間)
1月1日 修正会
1月16日 御正忌報恩講
3月 春季彼岸会(3日間)

はまゆう保育園・佐多児童クラブ(学童保育)
高齢者交流事業「寄以聞荘(よいもんそう)」毎週火11:30~14:00
子ども食堂 毎週土11:30~13:00 一人100円
仏教壮年会(奉仕活動・研修旅行)
仏教婦人会(毎月16日 法話会・コーラス)